「たけしの本当は怖い家庭の医学」や「ためしてガッテン」といった番組で取り上げられ一躍有名となった「隠れ斜視」についての説明です。
この「隠れ斜視」ですが、医学的には「斜位」と呼ばれるものであり、眼を閉じている時にだけなる斜視のことで日本人の半分以上がこれに該当しているとされています。
また斜位は「潜伏性斜視」と表現されることもあります。
通常、両眼でものを普通に見る(融像視)ことができるのですが、片方の眼を遮蔽するとふさがれた方の眼は視目標物の方へは向かわずに少しずれます。
これが斜位です。
斜位には水平方向にずれる「水平斜位」と垂直方向にずれる「上下斜位」があり、そのずれの量によるものの、水平斜位は眼精疲労に結びつきにくく、上下斜位は眼精疲労を引き起こしやすく、場合によってはものが2つにダブって見えることがあります。
こうした症状に対してはプリズムという度数をいれて矯正するのが一般的ですが多くの眼鏡店や眼科ではこういった矯正はおろか検査もされていないのが実情です。
さらに詳しくは…