よく度数の強い方で「フレームから○○mmはみ出る」といったことを気にされる方は多く、
そこでレンズからはみ出た部分の面取りを多くすることで厚さを目立たなくするといった手法があります。

ですが実際にはフレームからレンズがはみ出ていても装用者が思うほどは目立っておらず、
逆に面取りをしたところが正面やななめ前から見た時に白い全反射やウズとして現れてしまい、
かえって「厚み感」を目立たせてしまっているのです。

そこで当店ではアンダーすっきり加工を用いることによりそうした白い全反射やウズを目立たせなくすることができます!
※このアンダーすっきり加工は岡本隆博氏が「日本眼鏡技術者雑誌」に発表した加工法です。

では、実際に加工した写真をご覧ください。
向かって左側が一般的な加工、右側がアンダーすっきり加工を用いたレンズです。

使用レンズはプラスチック(n=1.60)球面レンズ
光学中心距離(OCD)は61mm
度数は左右ともにS -7:00D

左右で見比べてみると一般的な加工をした左側のレンズではレンズ下側に白く全反射が目立っているのに対し、
右側のアンダーすっきり加工をしたレンズは左側と比較してもレンズ下側の全反射が目立たなくなっています。
度数が強くなるほどアンダーすっきり加工の効果は大きくなります。

当店では効果が出る場合には必ずアンダーすっきり加工を施しています。

さらに詳しくは…